ブクマブクマ (α)

だめな三十路に捕食される男子高校生の話。

追憶をいつくしみながら暮らす女は老婦人と出会い、彼女の元を訪れる人々の昔語りに耳を傾けるようになる。婦人との繋がりを経て自我に目覚め、愛情とは無縁だった女は恋に落ちる。心の奥底に沈みこんだ記憶に苛まれながらも女は男を渇望するようになり――。＊性描写、暴力描写があります。

■あらすじ■ わたしはノッカー・ナッツ、滅びかけた遊園地でゆっくりと忘れられていく女。子供たちの陽気な友達、永遠の恋人、優しくて無邪気な女。とんだステレオタイプ、それともレトロ趣味？　そういうことになっているから。 だが、ノッカー・ナッツの最後の日々は平穏ではなかった。まさか、このわたしを本当に「永遠の恋人」だと思ってる人がいたなんて。 ■コンセプト■ 着ぐるみぬいぐるみフェチを、明るいおとぼけ話で。 コンパクトで、頭からっぽにしてのんびり読めるソフトでライトなお話です（当社比）。

昔々、長耳を持ち真っ白な毛皮に全身覆われた生物。その生物たちの中に紛れ込んだ『長耳を持たない少女』がいる。毛皮も耳もない少女に世界は厳しく残酷であり、兄として育てられた少年だけがたったひとつの救いだった。神の御使いと理由も解らず崇められある役割を示される不幸な少女と、愛する少女の為に奔走する少年の話。 ※タグを必ずご確認下さい。

繁華街の一角、料亭街の外れのビルの地下にそのバーはある。 店主も含めて一癖も二癖もある客の相手をするバーテンダーは三田村陽輔16歳。 堅気の未成年に見えない容姿についてはすでに諦めの境地なものの店主の道楽商売のせいで、ちょっとした手伝いのはずが完全に雇われマスター化している。 雨の日の客は特に面倒だ。同じく未成年には見えない中学からの悪友と、在学している名門校のやたら捌けた不良教師。正直、この二人の会話にはついていけない。色恋沙汰の話は特に――。 “緑風学園シリーズ・その三”

「孤独を愛し淫することがないように」それが少年に母親が遺した言葉だった。幸福の記憶に捉われ少年は少女への情念に迷いだす。 少年は青年になり、大人へ……一冊の本を巡る出会いと家族と喪失の物語。 全７話完結。[2011年頃に投稿していたものの改稿版です] ※アルファポリスさんでも掲載しています。

ある一組のカップルについての、第三者視点のお話。 大部分ＮＬ話で、最後、申し訳程度のＢＬ展開になります。

最近ご無沙汰だった主人が、気まぐれに私を求める話

こじらかせた男子高校生が女教師をむにゃむにゃする夏の教室の話。 企画にわー！と思って書きました。

「わたし」の私的な恋愛始末記。 なかなか手を出してこない男の理由は…

何もかもうまくいかないし、うまくいかせるつもりもないOLの恋。暗いがサクッと読めます。

金持ち少女に買われた青年の話。 放置プレイかと思えば没落。そのまま消えようと思ってたんだが。 大丈夫か？この女。 ※なろうで書いた『ガーネット』の男性視点版。少し暗いのでこっちに。 こちらもノリで作成。

　脚フェチ男子の部屋に、幼馴染女子が襲来して不純異性交遊する話。

格好良くて人気な彼。そんな彼の秘密のお話。

落ちこぼれ淫魔が恋する話

孤独な僕は、都会から来たその患者に夢を見る。 大人の恋の話。

かつて天界において神の信頼も篤く大天使として活躍していたものがいた。しかし彼は神の逆鱗に触れ堕天し、更生するため地球上のありとあらゆる生命をその身をもって経験するよう一千万回の転生を定められた。また、彼の一千万回の転生を近くで見守り随行するよう、彼の腹心であった天使のひとりが命を受けた。これは彼の9999999回目の転生、この寿命を正しく全うすれば大天使として天界に帰れるという時点の話である。

ダイブ型ゲームにハマっている彼はアップデートで追加されたタコになった。海マップで優位なタコには欠点があった。タコは童貞と処女を失ったら死ぬ！ そんなある日、呑気にも刺身で食べたいと声をかけてきた女がいた。

わすれられない彼がいる。 彼のふるさとで出会ったのは、彼と同じ笑い方をする男の子だった。

メニューはともかく、目の前に君がいれば完璧な食卓なのである。頑固で生真面目な女の子と、彼女に絆された彼の二人の晩餐。 ※実在の宗教とはまるで関係ありません

私の担任のせんせーは、怖くて厳しくて冷たい人です。でも、私にえっちな事をするどうしようもない人です。

無能な新入社員が手フェチだと知り、自分の手を提供した女のお話です。 ※恋愛要素はありません。 ハッピーエンドでもないと思われますので、苦手な方は閲覧にご注意下さい。

　神の花嫁になると決められた少女が、幼馴染の少年と若さにまかせて駆け落ちするまでと、それから８年後の話。 　設定はゆるめ。キーワードに苦手なものがある方はご注意ください。

好きだった初恋のお兄さんなんて、もういない。 拉致されて、監禁されて 「ツガイになれ。」て 夜毎、囁かれる。

■あらすじ■ 　陶芸工房「器の家」に住み込みで働くようになった樹は、誰の目にも非の打ち所のない働き者で、真面目で内気な青年だった。町の人々に「得体の知れないよそ者」と扱われる樹に、マキは弟のように接するようになるが、あるとき樹の奇妙な一面を見る。 ■コンセプト■ 真面目で内気で敬語で、浮世離れした弟キャラな自称童貞にヤンデレられてみましょう、という趣向。日常の怖さをじわじわあぶるサスペンス＆ホラー風味を目指しました。前に撒いたディテールが後からどかどかっと襲ってくる怖さが出せたかどうか。 ※作中特異な身体性・才能を持つ人物が登場しますが、いずれも現実に誰でも再現可能なものであり、ファンタジー的な異能要素はありません。 ※Pixivとの重複投稿になります。

　押しの強い女子大生が年上の幼馴染の家をたずねて関係を結んだ後、夜桜の根本を掘って罪を分けあう話。 　犯罪・呪術に関する描写があります。苦手な方はご注意ください。

誘惑。人はさまざまな反論と抵抗を試みるが、それでも抗えない誘惑がある。耽溺することは罪なのか。弱さなのか。それとも——　　欲望と／痙攣とのあい間に／潜勢力と／実存とのあい間に／本質と／現象とのあい間に／影が落ちる／それ御国は主のものなればなり（T.S.エリオット『うつろなる人々』） -----嶋一挿は作中作の作家ですが、彼が実際に書いたものを設定したくなりました。一度勢いだけで書き上げましたが、未消化のモヤモヤだけが残りました。そういうわけでの改稿版です。初版はそのうちに消してしまうと思います。お気に入り登録やら評価やらしてくださった方、誠に申し訳ありません。 一部残酷・反社会的・反道徳的な内容を含みます。性描写も宗教概念もオトナ向けのものです。ご了承の上、どうぞ。（kuro-kmd）

あかりは普通に生きてきた。 いつも通りの日常だったある日。 再開した男によって人生が狂わされていく。

赤子を孕むことのみを求められた女の話。

彼女不在を見計らって彼女のベッドで自慰をしていたら彼女が帰って来てしまった。 あろうことか「続けて」と彼女は言う。 ――――どうする、俺。 ＊＊＊女に眺められながら自慰をする男のお話。主導権どっち付かず。シチュエーションだけの短めです。

精神科病棟はピリリとひりついた空気を纏いながら、緩やかで穏やか時間の繰り返しの毎日だ…。 そこのある患者は毎日嘘を吐き続ける。 自分がそれに飲み込まれているとも知らずに…。 『芋虫』の彩那の短編小説です。 読まなくてもわかる内容だと思います。

　性格の悪い青年が性格の悪い少女にパンツをもらう話。 　設定は適当です。いわゆる本番描写はありません。 　また、キーワードに苦手なものがある方は、ご注意ください。

仕事を終えて家に帰ると知らない女がベッドにいた。一緒に飯を食ったら懐かれた。それからときどき、部屋に忍び込んでくる。体を重ねる関係になっても、いまだに名前も知らない。正体不明の彼女との、数日間のできごと。

能天気な夫にキレた妻が突発的に夫に緊縛プレイを試みる話。

少し未来の話。メイドロボットがご主人様と出会って別れるまで。ハッピーエンドではありません。いちゃいちゃもラブラブもありません。あまりエロくありません。後味の悪さが残るだけです。

何もかも既に手遅れで、しかも始まっていない。眠るふりをすれば訪れる歪んだ夢。

理想のヒトと素敵な恋をしたい女の子。

もうすぐクリスマス。会社で気になっている人が呟いたのは、羽が欲しいという言葉。羽って、何？……から始まるお話です。一話で完結。どの話を読んでも大丈夫です。どの話を読んでも話の流れは同じです。〇第一話「羽が欲しいの」男主人公。〇第二話「羽が欲しいんだ」第一話と同じ話で、性別が逆転。女主人公。〇第三話「羽が欲しいです」ボーイズラブです。〇第四話「羽が欲しい」ガールズラブです。

私は鈴木を忘れない。鈴木なくしては始まらなかった人生となってしまったからだ。不可抗力だ。

恋をしたフリンはその気持ちを受けて入れてくれなかった彼女を監禁する。一方的に気持ちを押し付ける男視点。

退役した元軍人が、妻にした女性と初めて迎える新年。/暗い話です。タグにご注意下さい。

「希うは君の。」の男性視点verです。「希うは君の。」をお読み頂かないと全く内容が呑み込めない物語になりますので閲覧は要注意で願います。相変わらず作者の好物ネタで仕上げてます。※浮気ネタ有の為、閲覧は自己責任で願います。

　磨く女の男視点です。磨く女を読まなくても楽しんでいただけると思いますが読んでいただいた方が分かりやすいと思います。 　男がいいように転がっております。

化物と呼ばれていた彼と哀れな終焉の彼女が辿った、一つの結末。

愛する彼女との日常。超短編。

子供の頃から何かを壊すのが好きだった、何を壊しても満足なんてしなかった、 異常性は自覚していた、だから普通を装った、けれど退屈な普通の日々に飽いてしまった。 そうしたら、おかしい私をおかしいものだと見てくれるあなたが現れた。 だから私はそんなあなたに歯型を残す。 　そんなおはなし。 　※アルファポリスにも置いてみました。

オオカミ様主催「声無しの情景」参加作品。 ※誤字脱字が凄い（自覚有）なので報告、本当に助かります（感謝）

面倒だと思いながら『いい人』の仮面を被り、聡は今日も昔馴染みである泉美の愚痴に付き合っていた。どうしようもなく情けない男の話。

お隣に住んでいる幼なじみ（年下の男の子）は、虫が嫌い。 ※Twitterでの会話をきっかけに執筆しました。タイトルに深い意味はありません。 ※アルファポリスでも公開中

「エミリー・Ｒ・ウォルツは、おれがこれまで出会った中で最高級にむかつく女で、おれの恋人である。」ピュアで善良な彼女に一目惚れした、哀れな男のささやかな逆襲。