ブクマブクマ (α)

身体が熱い。腹のあたりが特に。 まるで熱した金属でも流し込まれたように、それはずっと腹の中にとどまっては揺蕩っていた。

――俺だけの、俺を必要としてくれる運命に出会いたい。 神崎圭吾は幼い頃からただひたすらそれだけを願っていた。 “運命”を渇望するαは内側に大きな想いを抱きながら、とある部下の唐突な誘いから合コンに参加するが…？

黒川翔也が付き合う相手には、毎回、高確率で“運命の番”が現れる。その確率１００％。――運命なんて、追い求めるより捨ててしまう方が早いだろ。俺には、きっと運命なんて存在しない。 “運命”に振り回され続けて、いつしか運命を諦めてしまった傷心気味Ωは親友の誘いで合コンに参加して…？

常識的に生きていくためにあえて非常識ともいえる行動をとらなければならない。 俺は兄にそれを教えられた。 ※美形兄×平凡弟の変態的で異常なほのぼの ▼サイト掲載作品

第三弾です。pixivに投稿してあります。 2020.4fujossy掲載 タイトル通りのお話だと思っていただければ。

趣味は合コン。そう豪語する白沢琢磨には、誰にも言っていない秘密がある。――俺には、忘れたいことがある。 “運命”という存在を嫌い、過去と葛藤するベータが出会ったのは…。

『世界の9割はアルファとオメガによって成り立っている』 これは『バース性論』を代表する、世界で一番有名な論文の書き出しである。 書いたのはベータ性の男性統計学者だ。 長年の研究と自身の実体験を元にかかれたこの論文は彼の死後100年以上が経った今でも、バース性の研究をする研究者はもちろんのこと、一般人にも絵本や一般書と形を変えて親しまれている。 もちろん性別関係なく。 ※『ベータはアルファに勝てはしない』の三浦先輩（生徒会長）視点です。 こちらだけでもお読みいただけます。

大和の腕の中では泣き疲れた樹がグッスリと眠っている。母親に抱かれて眠る子どものように見えるその顔に警戒心など微塵もない。樹の目尻には昨日流れた涙の跡がくっきりと残っていてそんな姿は大和にとって何よりも愛おしかった。 ※『華』・『ケモノ』の続編にあたります。前作がR18？だったのでこちらに掲載しましたが、R18要素はありませんのでご了承ください。

pixivに掲載しています。 目を覚ませば、そこは異世界だった……なんて現象が起こるはずもなく。 シンデレラストーリーのような、傍若無人な若者に振り回されるおっさんのお話です。 2020.4fujossy掲載

大和は屋敷の前で樹の帰りを待ち続けた。 『華』の続きの話。R18要素はありません。

俺はあの人と幸せになることが出来ないことは初めから決まっていたこと。それでも、せめて彼が番を見つけるまでは一緒にいたいと願った。

先輩から、交換条件で「蝉ドン」をすることを頼まれた俺。 それが、どうしてこうなった？ ーーーーーーーーーーーー 前半ギャグ、後半シリアス。落差あります。 オメガバースをうっすらしか知らない人間が書く最後のみのほんのりオメガバースですのでご注意ください。

『１週間だけストーカー』のサトウ君の心配症お兄ちゃんの話。 エロさは皆無。たぶん。

そろそろ桜も見頃を迎えるある日の昼のこと。 高校入学を間近に控えた幼なじみの達紀が、高校に入る前に童貞を卒業しておきたいと俺に泣きついてきたのだ。

　同性婚法案が施行されて、広めるために結婚するようにと言われた総理大臣の息子は、若き資産家に嫁ぐ事に。契約結婚だと思っていたら、非常に執着されていたお話です。※fujossy様に投稿済みの作品です。

　幸太はオメガだ。 　しかも、準と「運命の番」と呼ばれるものだろう。 ※※「平凡なオメガの話」の次男たちのお話です※※

αの彼にαの僕は組み敷かれ、Ωのように快楽を甘受する。 それは脅しから始まり、気まぐれに続き、いずれ終わるひとときの戯れになる…はずだったのに――。 ※オメガバース特殊設定。α×α。fujossyに投稿したものの加筆修正版。エブリスタにも掲載。

特進クラスに入ってきた唯一のΩの事が好きなのに、思いを伝える方法がわからないαの少年が、片思いしているΩを強姦してしまうお話です。 虚無の別視点です。 強姦、オメガバースが苦手な方はご注意ください。

辛い人生を送った主人公が、死ぬ直前に神様に呼び出されてチートを授かるがそれは望んだようなチートではなかった。

三十歳まで童貞をつらぬくと魔法使いになれる世界。そこで魔法使いを目指していた男から童貞を奪うように命じられた私たちは、任務終了の報告をするために王宮へと出向く。目的は童貞男を守るため、王族相手に大勝負を仕掛ける。 なんちゃってファンタジーの童貞男受難話（美形２×童貞） 「童貞つらぬき魔法使いを目指します」「童貞うばい魔法使いを滅します」続編・銀髪男視点

黒沢優は、早熟だった。 　身体の成長が早い、ということおはそれだけアルファを呼び寄せてしまう。 　本来であれば発情期は早くて十代半ばに来るというのに、黒沢の場合、十二歳に起きてしまったのだ。 　その時は抑制剤で抑えることができた。 　しかし、問題は、別だ。 　 　アルファを呼び寄せてしまう。 　これには参った。 　できるのならば、オメガに生まれたからにはある程度覚悟しているが、運命の番を見つけたい。 　できれば、幸せになりたいーーそう願って何が悪い。 　だが、その夢はあっさりと打ち破られた。 　いや、運命の番いと言えば運命の番いなのだろう。 　しかし、相手が悪かった。 ※※以前投稿した「とある平凡なオメガの話」に出てきた黒沢優のお話です※※

俺の親友は凄くモテる。女子からは常に黄色い声を浴びっぱなしだ。でも俺はこいつのせいで彼女が出来ない！でも離れようとしてもこいつは何故かついてくるし…え？好きな奴いんの！？こいつに彼女出来たら俺にも彼女出来るんじゃないか！？よっしゃ全力で相談に乗ってやるよ！ イケメン×平凡です。エロは薄め。

酷い雨の降る日。一人暮らしをしているアパートにずぶ濡れの男が訪れた。しかも、その男は不仲であった筈の弟で。

度々出て来る、婀都理さんと番さんのお話です。 鳥岡彩里は、一見四十代ベータのようにも見える、所謂おっさんだ。まぁ、強いて上げるとするならば、彼はオメガであり、そしてかなりの愛煙家、と言う事だろうか？ 大して、そんな彼の番である八坂婀都理は、アンニュイな雰囲気を漂わせるフェロモン系お兄ちゃん。そんな彼らはバー、『ヘブン』で出会い、そして運命に翻弄されることになる。 【言い訳】 あらすじ、難しい。 とりあえず、Ωを溺愛するαに、Ωが番になってから恋をする話です。 明け透けな、おっさんが書きたかった。ただ、それだけだった。 fujossyさんのオメガバースコンテストに投稿した作品です。 また、pixivに掲載済みです。

文武両道、才色兼備な俺の兄は意地悪だ。小さい頃から色んな物を取られたし最近だと好きな女の子まで取られるようになった。おかげで俺はぼっちですよ、ちくしょう。だけども俺は諦めないからな！俺のこと好きになってくれる可愛い女の子見つけて絶対に幸せになってやる！ ※無自覚囲い込み系兄×恋に恋する弟の話です。

やっとまともっぽいBLが書けた気がする話。ヤマなしオチなしイミなしのゆるふわ設定。

サービスエリアでトイレに向かう俺の手をつかんで「こんなところに居た！」と口にしたのは……。 α×Ω ---------------------------------- オメガバース設定につき、 主人公がそうなるかはともかく男性の交際結婚妊娠出産がありえる世界。 ほんのりコメディ不憫Ω受け。 サイト公開済み。

めりはりがない顔立ちの俺とハッキリとした目鼻立ちの兄。 兄は中学から全寮制の男子校に入学して、高校生の今は副会長を務めている。 俺はそんな兄のことが……。 副会長の弟な平凡受け。 --------------------------------------------- 非王道学園の兄×弟。 ▼倉庫サイト、pixivなどにも投稿

アルファの兄・姉、オメガの弟を持つ陶吾。 早く番を見つけろ言われ、見合い結婚を希望した。 見合い相手に望む条件を指定し、見合いから逃れようとするのだが・・・ こじらせちゃった次男アルファ✖ちょっと容姿が残念なオメガ

今日もまたこの時間がやってくる。 何よりも憂鬱で、けれどほんの少しだけ俺に夢を見せてくれる時間。

男女以外にα、β、Ωの３つの性がある世界で俺はオメガだった。え、マジで？まあなってしまったものは仕方ないし全力でこの性を楽しむぞ！という感じのポジティブビッチのお話。異世界トリップもします。 ※オメガバースの設定をお借りしてます。 ※アルファポリス様にも投稿しています。

短編『364日目』の続き。 ＊ 前作では評価、ブクマありがとうございました。

オレ、ベータ。俳優やってるけど、マネージャー使えねぇし、平凡すぎて、いまはオタ活に精を出している。出し過ぎたせいかEDで、ちょっといかがわしいネットに流れている前立腺マッサージとかも通っている。今日はクランクインなんだけど、西条蓮つう主役が声かけてきたんだよね。は～めんどくせ。

やめてくれ。俺の耳元で話さないでくれ。 心の中で後輩の中村に訴えながら、仁はそっぽを向いた。

オメガバースもの。この苛立ちは一体…？

春の訪れを告げるはずの桜の蕾はまだ顔を見せることはない。

君を初めて見た時、衝撃が走った――なんてありきたりな表現だろう。おそらく何千人もの人々が口説き文句に使った言葉。だが私がルランと初めて出会った時の気持ちを表現するには最適な言葉なのだ。※『高嶺の花』の別視点です。

三十歳まで童貞をつらぬくと魔法使いになれる世界。そこで魔法使いを目指していた男から童貞を奪うように命じられた俺は、くだらない任務に気乗りしないはずだった。男の事情と強気な瞳を知るまでは…… なんちゃってファンタジーの童貞男受難話（美形２×童貞） 「童貞つらぬき魔法使いを目指します」続編・金髪男視点

Ωの中にもヒエラルキーがある世界で、主人公の俺は、掃除の仕事をしている。その一貫で（？）、特定のαの性処理もしている。ひっそりと恋をしつつ。ハッピーエンドです。※オメガバースの短編です。サイトからの転載です。

オメガバースですので注意してください。妊娠に関する記述があります。 Ω（男性型）の望は、α（男性型）の修と結婚して、何度目かの発情期を迎えて……。 「幸せのありか」の続編になります。

これは遊びなんだ。 特進クラスに入ったΩにしかできないこと。でも、本当に遊んでいる、で済まされることなの？ 特進クラスに入ったΩが強制発情させられ、レイプされるお話です。 トラウマを題材にして書いています。 強姦、オメガバース、トラウマ、堕胎が苦手な方はご注意ください。 友人案起用作品です。 日間ランキング（短編）　4位になりました。 皆様のおかげです。　3月16日追記

pixivに投稿しています。 2020.4fujossy掲載 オメガのことを尊敬しているモデル執着系アルファ×鈍感？ツンデレ？アルファ嫌いのモデルオメガ のお話。 第四弾です。

自称もぐりの人形師ギルに作られたセクサロイド「ナルシス」。ギルを慕いながらも、セクサロイドとして依頼人に仕えることを決意したはずの彼が〝自殺〟を選んだ理由とは。◆同盟サイト「ＢＬ３（ビーエルスリー）」のお題企画・第８回「ロボット・アンドロイド」に参加しています（http://m-pe.tv/u/m/bbs/?uid=blthree&id=9）。◆アルファポリス様にも投稿しています。

※短編『煙草一本とプロポーズ』の続編です 必ず先にそちらをお読みください。 島原にプロポーズされた次の日曜日。浅間は島原と一緒に暮らし始めた。 しかし、やはり島原との新婚生活は甘いだけにはならなさそうで……。

オメガの番から届いたメールには短い文で、『巣、作ります。』。 これを受けたアルファの男は頬を緩ませ、早々にその場を立った。 ……『Ωの巣作り』に急に滾りました。勢いです。ヌルいながらも、色々やらかしているかもしれません……平にご容赦を……！

リアンは伯爵家のマナーハウスの管理人。 ご主人様の伯爵令息の為に毎日屋敷の管理頑張ってます。 なのにご主人様ときたら仕事の邪魔ばかり。 一体ご主人様は何がしたいのか？

弟離れできない兄（β）と反抗期を表に出さないようにしている弟（Ω）の話。 オメガバース設定につき、 主人公がそうなるかはともかく男性の交際結婚妊娠出産がありえる世界。 ほんのりコメディ。いろいろ唐突。平凡Ω受け。 サイト先行公開作品。

ひきこもり翻訳家である佐倉伊織は、46歳まで番を持たずに生きて来た。発情期が来なくなったな、年だからかな、とのんきにかまえていたら、どうやら生死に関わる問題だったらしい。死ぬのは嫌だ。死んだら友人である英国人作家リチャード＝ブラフォード（31）のシリーズ小説の続きが読めなくなってしまう。そうだ。発情期が来ないのなら、来るようにすればいい――つまり、αとの性交渉だ！ ーーーーーーーーーーー ※ただのラブコメです ※アルファポリスにも掲載中です

Ω(オメガ)の俺は、片田舎の島で、まさかの運命の番であるα(アルファ)と出会ってしまう。 『運命の番』なんて、どこぞのロマンチストの空想か、仮に在ったとしてもこの広い世界の中で出会う確率なんてほぼないだろうと思っていたのに。 Ωの本能を発情抑制剤と理性で何とか抑え込もうとするが、なぜか薬の効きがいまひとつで――。 【温厚壮年攻め(α)×自制的イケメン受け(Ω)】 ※オメガバース設定をお借りしています（一部設定を変更しています） ※男性の妊娠・出産の表現が少しあります ※モブ子が登場します

木崎颯太は２７歳にして童貞処女をこじらせているオメガの男性だ。そんなある日、体調を崩して病院に診察に行ったところ、颯太は衝撃の事実を知らされる。妊娠。しかも１０週目。だけど、当日の記憶が何もない。いったいこの子の父親は？ オメガバースものです。